――秋の陶器市で出会う、「うつわ好き」たちの物語

岐阜県土岐市に広がる「織部ヒルズ」と呼ばれる土岐美濃焼卸商業団地。
道の駅「志野・織部」に隣接するこの場所は、美濃焼を中心とした業務用食器卸問屋の一大拠点で、数多くの商社が軒をつらね、産地問屋として全国の食卓を支えてきました。

一般のわたしたちも気軽に訪れることができる店舗もあり、岐阜県に行くなら一度は訪れてほしい場所です。

しかし、織部ヒルズの魅力はそれだけではありません。それぞれの企業には、個性あふれる「住人」たちがいるのです。
織部ヒルズが建設された当時から歩んできた会社の歴史、美濃焼やうつわへの愛、
話せば話すほど多種多様で、その人柄は彩りに溢れています。

そんな彼らと出会える特別なタイミングが、年に2回あります。それが陶器市です。

春の陶器市は、お目当てのうつわを真剣に探す“ガチ勢”向けの熱量あふれるマーケット。
一方、秋の陶器市は、ぶらりと歩きながら、うつわとの偶然の出会いや、人とのおしゃべりを楽しめる、ゆったりとした雰囲気が魅力です。

今回は、秋の陶器市で出店する団地内企業を「織部ヒルズの住人たち」と題し、使い手と作り手を繋いでくれる住人たちの想いを紹介します。

「うつわ」という共通言語を使うと、初めましてでも自然と会話がはずみ、それぞれの「好き」や「暮らし」が見えてくる、不思議な魅力を持つうつわ。

うつわを通して、その向こうにいる「人」との出会いを、あたたかく豊かな時間が流れる秋の陶器市で楽しんでください。